心理学部 心理学科

GAKUBLOG

学部教員によるリレーエッセイ

    Loading...

学部の特色

心理学とは

“目に見える行動”と、そこから推測される“こころの動き”を、科学的に研究する学問です。
心理学は学問としてだけでなく、社会生活全般において、その知識の必要性が注目される分野のひとつです。

専任教員陣の丁寧なサポートのもと、
心理学を幅広く学ぶ

学問としてだけではなく社会生活全般に必要なアプローチとしても注目されている近年で、心理学が求められるのは、さまざまなニーズに応えられる問題分析力や問題解決能力です。基礎的学習を通じて専門知識を深めながら、実習や学生同士の交流を通じて豊かなこころを養います。
心理学とは

学部の学び


学べる領域

心理学部で学べる領域を説明する画像
心理学部で学べる領域を説明する画像

TOPICS

ゼミ紹介

本間ゼミ

元科捜研職員による、事件や犯罪のリアルを踏まえた学び
犯罪行為と、それらをとりまく周辺事象の理解を深める
本間ゼミ
隠匿情報検査(ウソ発見)が専門 元「科捜研の男」が担当です! 通称「ウソ発見器」を使い、血圧や心拍数など自律神経系の変化を読み取り研究します。事前に資料を集めて議論したりデータを基に検討会を開催したりして、研究の質を高めます。
事件や犯罪のリアルを 経験を踏まえて伝えます 犯罪関係の事柄は概念が上滑りしがちですが、研究テーマは自分の身に置き換えることを重視して伝えます。犯罪心理学以外にも、交通行動や筆跡心理学に関する研究も行います。
世の中の「虚」と「実」を見抜く感性を磨けます 「サスペンスドラマが好き」「警察官や科捜研の研究職になりたい」など、ゼミに所属する学生の志望動機はさまざまです。どんな分野でも興味が湧いたら自分でそのテーマを膨らませて、思い切り卒業研究に打ち込めます。日常生活の隣でぽっかりと口を開けているリスクを感知できる鋭いセンスを磨き、犯罪に強い市民となって社会に貢献してほしいと思っています。
本間 洋充 教授

本間 洋充 教授
専門領域
犯罪心理学、応用心理学

とうがくの学び紹介

活動 スチューデントリーダーズ

企画力?行動力?人間力を高められる心理学部独自の学生サークル
心理学部独自の学生サークル
心理学スチューデントリーダーズ(通称PSL)は心理学部生だけの自主サークルです。1年生から3年生まで40名ほどの学生が参加し、教員のサポートのもと、新入生歓迎会などの学部行事の企画運営、会報誌制作、地域ボランティア活動などに取り組みます。「自ら考えたことを実行し、結果を残す」体験を積むことで、自己効力感を得るとともに、社会に出てからも役に立つ対人スキルが身につきます。

授業 心理学実験I?II

実験を通じて心を科学的に
捉える方法を学ぶ
授業 心理学実験I?II
印象やものの見方に関する実験を行い、目には見えない人の心のあり方を実際の数値で表したデータを取得します。そのデータに基づき、心のメカニズムについて考えていきます。それに加えて、実験の内容をレポートにまとめることをくり返すことで、他者に伝わるような文章作成のトレーニングを行います。

授業 デザイン心理学

心理学的視点から
「デザイン」を捉える
授業 デザイン心理学
デザイン心理学は、デザインの問題を心理学的なアプローチで解決することをめざす学問領域です。この授業では、デザイン心理学の理論の理解とグループワークを含む実践(調査?制作?発表?評価)を通じて、心理学的視点から「良いデザインとは何か」を考えるとともに、デザイン心理学を踏まえたデザイン制作ができることを目標としています。

4年間の学びの流れ

  • 1年次

    心理学の基礎を学ぶ
    全学共通科目で教養を修得する
    ●心理学の基礎知識を修得
    ●社会科学?人文科学の知識を修得
    土台系科目
    心理学研究法 / 心理学統計法Ⅰ
    ゼミ(演習)
    大学での学び方を学ぶ
  • 2年次

    方法論を実践的に学ぶ
    ●研究に必要な方法論を修得
    ●各領域の専門知識を修得
    土台系科目
    心理学実験Ⅰ?Ⅱ / 調査法Ⅰ?Ⅱ
    ゼミ(演習)
    研究の基礎を学ぶ
  • 3年次

    専門研究に取り組む
    ●専門ゼミで研究を開始
    ●興味?関心領域の知識を深める
    土台系科目
    行動観察法 / 面接法
    ゼミ(演習)
    専門研究に取り組む
  • 4年次

    卒業論文に取り組む
    ●専門ゼミで研究を深める
    ●卒業論文を仕上げる
    ゼミ(演習)
    卒業研究?論文

★心理学の「学びの土台」となる方法論の教育を重視。これにより、多様な専門領域に対する理解が深まり、社会に出てからも役に立つ「心理学的な人と物の見方」が身に付きます。

身につく力

科学的分析力
普遍的な基準や数量的指標統計的手法を用いて分析する力
コミュニケーションスキル
的確に読み、書き、聞き、話し、また、プレゼンテーションできる力
問題発見?解決能力
問題点を発見し、さまざまな情報に基づいて解決できる力

カリキュラム

  • シラバス

  • カリキュラム

  • 教員一覧

目標とする免許?資格

  • 公認心理師*
  • 認定心理士
  • 認定心理士(心理調査)
  • 社会調査士
  • 心理学検定

取得可能資格?免許一覧

*受験には大学院での指定科目の履修または実務経験が必要
※認定団体の都合により、資格名称?内容などが変更されることがあります。

進路実績

製造業

愛知電線 / 赤福 / かね貞 / 三甲 / 千代田インテグレ / 鶴弥 / モルテン / 豊田メタル

商業?流通業界

イオンリテール / クスリのアオキ / クロップス / サマンサタバサリミテッド / シナジー / スギ薬局 / スギヤマ薬品 / 生活協同組合コープあいち / 生活協同組合コープぎふ / 中北薬品 / ブリヂストンタイヤソリューションジャパン / 八神製作所 / 山宗 / ユニー / 米津物産 / ワルツ

サービス業関連

アパホテル / アメーバホールディングス / 一宮市社会福祉事業団 / 国立病院機構 / 太陽建機レンタル / 帝国データバンク / 東京水道 / TOKAIホールディングス / 日本自動車連盟(JAF) / 日本郵政グループ / 星野リゾート / リゾートトラスト / レンテック大敬 / 労働者健康安全機構

建設?不動産関連

セキスイハイム中部 / ニッカホーム中部

通信?運輸業関連

エイチーム / キムラユニティー / シンポー情報システム / テクノプロ / 菱友システムビジネス

金融?保険

十六銀行 / 名古屋銀行 / いちい信用金庫 / 大垣西濃信用金庫 / 岡崎信用金庫 / 中日信用金庫 / 東濃信用金庫 / 豊川信用金庫 / 豊田信用金庫 / 半田信用金庫 / 農業協同組合(JA) / 東海東京フィナンシャル?ホールディングス

公務員?教育関連

小牧市役所 / 常滑市役所 / 豊川市役所 / 美濃市役所 / みよし市役所 / 岐阜県警察 / 自衛隊 / 法務省

大学院進学

静岡大学大学院 / 常葉大学大学院 / 人間環境大学大学院

心理学部のポリシー

人材養成の目的

心理学部は、心に関する科学的な知識ならびに本学の建学の精神である「共生(ともいき)」の理念を基礎とし、自己、他者、社会等に関係する諸問題を体系的に理解できる人材を養成する。また、個人の対人的問題や心理的問題など、心に関連する諸問題が発生する要因と機序を的確に分析し、それらの解決策を提起し実行できる人材を養成する。

ディプロマ?ポリシー
(卒業認定?学位授与方針)

  1. 1、「知識?理解」

    1. 学際的な視点に立った人間理解に必要な幅広い教養を身に付けている。
    2. 心に関する科学的な理解を基礎とした、自己、他者、社会等に関する体系的な知識を身に付けている。
    3. 個人の対人的問題や心理的問題など、心に関連する諸問題が発生する要因と機序を的確に分析し、解決策を提起し、実行するための知識と理解力をそなえている。
  2. 2、「汎用的技能」

    1. 的確に読み、書き、聞き、話すことができ、効果的なプレゼンテーションができる(コミュニケーション?スキル)。
    2. 人間の心理と行動の関わり、社会と個人の心理等に生じる諸問題を普遍的な基準や数量的指標、統計的手法を用いて理解し、表現することができる(数量的スキル)。
    3. 情報通信技術を用いて、多様な情報を適切に取捨選択し、分析活用するとともに、情報を発信できる(情報リテラシー)。
    4. 心理学を中心とした知識や情報を論理的に分析し、表現することができる(論理的思考力)。
    5. 心に関する分野を中心に問題を発見するとともに、さまざまな情報に基づいて専門的な見地からこれらの問題を解決できる(問題解決力)。
  3. 3、「態度?志向性」

    1. 自分を律して行動し、何事にも誠実に精一杯の力で取組むことができる(自己管理力?勤倹誠実)。
    2. 他者から学ぶ姿勢をもち、互いに慈しみ合い、支え合い、共に生かし合い仕事や研究を進めることができる(チームワーク?共生)。
    3. 悩みがある人が心を開いて相談できる人材となり、チーム?組織のなかで、リーダーシップを取ることができる(かかわり?リーダーシップ)。
    4. 専門的職業人としての倫理観?使命感を身に付けるとともに、国際的な活動や仕事に取組み、社会に貢献する意欲と目的意識を持ち、国際人として責任のある行動をとることができる(倫理観?社会的責任)。
    5. こころの専門家として、心理的な問題に積極的にアプローチする意欲、使命感、専門的技術を身に付け、「共生(ともいき)」の理念を実践できる。
  4. 4、「統合的な学習経験と創造的思考力」

    1. 自ら集めた多様なデータ?資料?情報を統合し、客観的に分析することで、対象の本質を明らかにするとともに、さらなる問題点や次になすべき課題を発見することができる。
    2. 卒業研究等の実施、卒業論文等の作成を通して、自らが設定した新たな課題を解決し、その過程を論理的に表現できる。

カリキュラム?ポリシー
(教育課程編成?実施方針)

 心理学部は、現実問題に対する分析能力?解決能力の養成を重視する教育方針から、そのカリキュラムにおいて、心理学の基本的な視点を獲得するための基礎系科目と、実験実習や心理統計法を含む方法論系科目を充実させる。この教育方針は、同時に、社会生活で求められる対人的活動(グループワーク、プレゼンテーション、コミュニケーション)のトレーニングを兼ねることで、総合的な人間力を高めることも目的としている。
 さらに、心理学系初の国家資格である公認心理師に対応した学部カリキュラムを編成し、心理学専門職養成の土台となる基礎教育を充実させている。これにより、心理学を中心とした人間理解の基礎の確実な習得をはかるとともに、広く深い心理学的知識を提供し、高い学士力を養成する。
 専門科目は「基礎科目」「基幹科目」「展開応用科目」によって構成されている。「基礎科目」は社会科学全般の幅広い基礎的知識を獲得するために、2年次に科目が配置されている。「基幹科目」は、心理学に関する知識を網羅して獲得するために、心理学の諸領域に対応した科目が開講されている。これらは配当年次が上がるにつれて、より専門的な知識を獲得するよう配置されている。「展開応用科目」では、より応用的な領域の科目を配置し、現実社会における問題の分析?解決に必要な知識を養成していく。また「基幹科目」「展開応用科目」の双方において、心理学の研究法を体系的に身に付けるために、実験?調査?面接?観察などの方法の習得を目指す科目を開講している。
 以上のように心理学部では、4年間を通じた演習による一貫した教育体制の中で、導入と基礎作りの1年次、方法論習得の2年次、専門知識を幅広く深化させる3年次、総まとめの4年次と、段階的に高い学士力を養成すべくカリキュラムを編成している。
 それに加えて、資格関連では「認定心理士」「認定心理士(心理調査)」「社会調査士」「准学校心理士」に対応した科目を開講しており、各々の資格取得を目指すことが可能である。また「公認心理師(学部カリキュラム)」にも対応しており、心理職を目指す進路も準備されている。

アドミッション?ポリシー
(入学者受入れの方針)

  1. 「知識?技能」

    1. 1. 高等学校の教育内容を幅広く学んでいる。
    2. 2. 心理学を専門的に学ぶために必要な基礎学力を身に付けている。
    3. 3. 初歩的な情報リテラシーを有している。
  2. 「思考力?判断力?表現力」

    1. 4. 基礎知識を課題に応じて適切に活用する力を有している。
    2. 5. 物事を論理的?客観的に思考し、判断する力を有している。
    3. 6. 自身の考えを効果的に伝えるための表現力?コミュニケーション力を有している。
  3. 「主体性?多様性?協働性」

    1. 7. 人間の心や行動についての科学的理解に主体的な関心を有している。
    2. 8. 心に関する様々な問題を解決しようとする意欲を有している。
    3. 9. 人間の多様性を尊重し、誰とでも協調的に行動することができる。

東海学園大学、全学共通の各ポリシーは下記をご覧下さい。